2001.2a / Pulp Literature

2001.2.8 (Thu)

橋本治『二十世紀』(2001)

二十世紀(95x140)

★★★★
毎日新聞社 / 2001.1
ISBN 4-620-31496-X 【Amazon
ISBN 4-480-42019-3 【Amazon】(文庫)
ISBN 4-480-42020-7 【Amazon】(文庫)

20世紀をテーマにした編年体コラム。1900年からスタートしているので正味101年分になっている。

著者によれば、「20世紀とは19世紀的な古さから脱却する世紀」であるらしい。2度の大戦によって、帝国主義という19世紀的な原則が瓦解していった。その遺物として冷戦構造が生まれ、それが90年まで続いてしまったというわけである。

著者の物事の捉え方はかなり鋭いので参考になる。編年体で一年ずつ積み重ねていく形式も、歴史の流れを分かりやすくしていて良い。