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2002.12.25 (Wed)
▲青野照市『中級者向 将棋手筋練習帖 1 悪手と本筋』(2002)

★★★
山海堂 / 2002.12
ISBN 4-381-10455-2 【Amazon】
一問一答形式の手筋集。全200問。第1問から第100問までが手筋編、第101問から第200問までが実戦編。
はしがきより。
奇数番号の問題は先手が悪手を指した場合で、先手が後手に咎められる問題、偶数番号は先手の本筋を発見する問題で二題で一組です。
要するに、悪手を指さないための手筋集である。手筋編はわりと多く正解できたけれど、実戦編は中盤以降ほとんど不正解だった(終盤はお手上げ状態)。実戦になるとカバーする範囲が広がるから途端に難しくなる。
しかし、将棋の本は頭の体操にぴったりだね。
以下、目次を抜粋。
1. 手筋編
- 攻めの歩
- 受けの歩
- 桂香の使い方
- 金銀の使い方
- 飛角の使い方
- 美濃囲いの崩し方
2. 実戦編
- 相居飛車の部
- 振飛車の部(先手居飛車)
- 振飛車の部(先手振飛車)
- 駒落の部
- 終盤の部
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2002.12.28 (Sat)
▲ジャン・エシュノーズ『われら三人』(1992)

★★★
Nous Trois / Jean Echenoz
青木真紀子 訳 / 集英社 / 1994.10
ISBN 4-08-773203-7 【Amazon】
マルセイユで大地震が起こり、無関係と思われた3人の男女が一箇所に集合、色々あって宇宙へ旅立つことになる。
これはあらすじを説明するのが難しい。解説によると、女の移り気が大地震と血の雨を呼び起こしているようで、つまり個人の内面が世界の崩壊と直結する終末系の話である。しかしまあ、恋愛関係という傍目にはどうでもいいような事象が、何の工夫もなく差し出されているのがどうも。フランス文学的には、女心と世界をイコールで結んだところがお洒落なのだろうか? ともあれ、こういう『エヴァンゲリオン』みたいな小説を読むと、世紀末というのは物語の格好の題材なんだなと思う。90年代に蔓延した、終末万歳な雰囲気を感じた。
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