ガブリエル・ガルシア=マルケス 『コレラの時代の愛』ほか

経歴

* コロンビア

1928〜。サンタ・マリア州アラカタス生まれ。ボゴタ大学法学部中退。新聞特派員としてヨーロッパ各地を渡る。キューバ革命後は現地の記者に。1982年、ノーベル文学賞を受賞。

作品リスト

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『エレンディラ』(1972)
短編集。「大きな翼のある、ひどく年取った男」、「失われた時の海」、「この世でいちばん美しい水死人」、「愛の彼方の変わることなき死」、「幽霊船の最後の航海」、「奇跡の行商人、善人のブラカマン」、「無垢なエレンディラと無情な祖母の信じがたい悲惨の物語」の7編。★★★★。
『族長の秋』(1975)
カリブ海沿岸の架空の小国では、1人の大統領が100年にわたって君臨していた。独裁的権力を持った彼は、その長い治世のなかで様々な愚行を繰り広げていく。★★★★。
『予告された殺人の記録』(1981)
婚礼騒ぎの翌日、花嫁の処女を奪ったとされる青年が、双子の兄弟によって殺害されようとしていた。双子は犯行の意志を村中に告知、かくして「予告された殺人」が遂行される。★★★★。
『コレラの時代の愛』(1985)
未亡人になったばかりの72歳の老女のもとに、51年9カ月と4日間彼女を待ち続けた、76歳の老人が告白にやってきた。かくして、彼の老年に至るまでの愛の遍歴が語られる。★★★。
『十二の遍歴の物語』(1992)
短編集。「大統領閣下、よいお旅を」、「聖女」、「眠れる美女の飛行」、「私の夢、貸します」、「『電話をかけに来ただけなの』」、「八月の亡霊」、「悦楽のマリア」、「毒を盛られた十七人のイギリス人」、「トラモンターナ」、「ミセズ・フォーブスの幸福な夏」、「光は水のよう」、「雪の上に落ちたお前の血の跡」の12編。★★★。
『愛その他の悪霊について』(1994)
舞台は18世紀半ばのカルタヘーナ。12歳になる侯爵の娘が狂犬病の犬に噛みつかれた。元々奔放だった娘は、これを機に悪霊に取り憑かれたと誤解される。信仰心に目覚めた侯爵と、娘が大嫌いな侯爵夫人は、療養と称して彼女を修道院に入れる。★★★★★。
『誘拐』(1996)
90年代前半に起きた、麻薬密輸組織による同時多発的誘拐事件のルポルタージュ。組織の首領パブロ・エスコバルが、有利な条件で政府に投降するため、ジャーナリストや著名人を誘拐する。★★★。
『わが悲しき娼婦たちの思い出』(2004)
90歳の誕生日を迎えた老人が、眠っている14歳の処女を夜な夜な愛でることになる。ただし、ほとんど手は触れないし、会話をすることもない。★★★。
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