経歴
* フランス
1871〜1922。パリ近郊のオートゥイユ生まれ。
作品リスト
タイトルにリンクのついている作品は、クリックするとレビューのページに移動します。
- 『失われた時を求めて 1 第一篇 スワン家の方へ I』(1913)
- フランスのセレブ世界を舞台にした小説。プチット・マドレーヌを口にした語り手が、コンブレーで過ごした少年時代を思い出す。スワン氏との交流や、ゲルマント公爵夫人への憧れ、そして、とある女性たちの同性愛の影。★★★★。
- 『失われた時を求めて 2 第一篇 スワン家の方へ II』(1913)
- 若き日のスワンが高級娼婦のオデットに恋をする。その後時代は飛んで、少年時代の語り手がスワンの娘ジルベルトと親しくなる。★★★★。
- 『失われた時を求めて 3 第二篇 花咲く乙女たちのかげに I』(1919)
- 語り手が愛しのジルベルトに会うべくスワン家に出入りするも、ひょんな誤解から2人の間に溝が生じてしまう。かくして語り手はスワン氏の轍を踏むことに。ゴンクール賞。★★★★。
- 『失われた時を求めて 4 第二篇 花咲く乙女たちのかげに II』(1919)
- バルベックに滞在中の語り手は、ゲルマント一族に遭遇して彼らと交際するようになる。その後間もなくして、今度は「花咲く乙女たち」なる美少女グループに遭遇、メンバーの1人アルベルチーヌに恋心を抱くようになる。ゴンクール賞。★★★★。
- 『失われた時を求めて 5 第三篇 ゲルマントの方 I』(1921-22)
- ヴィルパリジ侯爵夫人の紹介で、語り手一家はゲルマント家の敷地内に引っ越すことになる。兼ねてからゲルマント公爵夫人に想いを寄せていた語り手は、散歩の途上で待ち伏せしたり、友人に仲介役を頼んだりと、親密になるべくあれこれ手を尽くす。★★★★。
- 『失われた時を求めて 6 第三篇 ゲルマントの方 II』(1921-22)
- 祖母が病に倒れる。喪に服す語り手はアルベルチーヌと再会してベッドの上でキスを交わす。その後は念願だったゲルマント公爵夫人の夜会に出席、才気(エスプリ)に振り回される社交界のスノビスムを観察する。★★★★。
- 『失われた時を求めて 7 第四篇 ソドムとゴモラ I』(1922-23)
- ゲルマント公爵夫妻を待ち伏せしていた語り手は、シャルリュス男爵と仕立屋ジュピアンの鮮烈な出会いを目撃する。その後は2度目のバルベック滞在。アルベルチーヌと親密になるも、ふとしたことから彼女がレズビアンではないかという疑惑を持つようになる。★★★★。
- 『失われた時を求めて 8 第四篇 ソドムとゴモラ II』(1922-23)
- バルベックに滞在中の語り手は、偶然出くわしたシャルリュス男爵の頼みで通りがかりの軍人を呼びにいくことになる。その軍人は語り手の知り合いであるヴァイオリニストのモレルだった。モレルに惚れ込んだ男爵は、彼を追ってヴェルデラン夫人のサロンに出入りする。★★★★。
- 『失われた時を求めて 9 第五篇 囚われの女 I』(1925)
- 語り手とアルベルチーヌがパリで同棲生活を始める。語り手の目的はアルベルチーヌをゴモラの世界から引き離すことだった。語り手は日々疑惑の目を向けるも、彼女はなかなか尻尾を出さない。★★★★。
- 『失われた時を求めて 10 第五篇 囚われの女 II』(1925)
- ヴェルデュラン夫人の夜会で傲岸な態度をとったシャルリュス男爵は、夫人の策略によってモレルとの仲を引き裂かれてしまう。一方、同棲を続ける語り手とアルベルチーヌの仲も急転し……。★★★★。
- 『失われた時を求めて 11 第六篇 逃げ去る女』(1927)
- 語り手の元を去ったアルベルチーヌが落馬事故で死ぬ。失意の語り手は人を雇ってアルベルチーヌの行動を調べさせる。アンドレから聞かされたアルベルチーヌの真実。語り手はしばらく苦悩するも、時が経つにつれて忘却していく。★★★★。
- 『失われた時を求めて 12 第七篇 見出された時 I』(1927)
- 第一次世界大戦が勃発、社交界の人たちの生活も変貌する。語り手はサナトリウムに入院し、サン=ルーは戦死し、ドイツ贔屓になったシャルリュスはさらなる倒錯の深みに入りこむ。★★★★★。
- 『失われた時を求めて 13 第七篇 見出された時 II』(1927)
- 「仮装パーティ」に出席する語り手。社交界の勢力図は大きく様変わりし、「ゲルマントの方」と「メゼグリーズの方」は一つに溶け合っている。<時>の存在を見出した語り手は、自らの老いに不安をおぼえながらも作品を書こうと決意する。★★★★★。
外部リンク
- なし
[ ページ先頭へ戻る ]