法月綸太郎 『怪盗グリフィン、絶体絶命』ほか

経歴

* 日本

1964〜。島根県松江市生まれ。京都大学法学部卒。

作品リスト

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『密閉教室』(1988)
私立高校の教室で男子生徒の死体が発見される。教室は密室状態で、さらに机と椅子が全て消えていた。同級生の男が探偵役を務める。★★★★。
『頼子のために』(1989)
17歳の娘を殺された父が、独自の調査で犯人を特定し、彼の家に押しかけて刺殺。その後は薬を飲んで自殺を図り、犯行の経緯を綴った手記を残した。その手記に疑いを持った法月綸太郎が、醜聞もみ消しに利用される形で事件に関わることになる。★★★。
『一の悲劇』(1991)
息子の同級生が、息子と間違えられて誘拐された。語り手は犯人の指示に従って身代金を運搬するも、アクシデントによって受け渡しに失敗。同級生は死体となって発見される。★★★。
『法月綸太郎の冒険』(1992)
短編集。「死刑囚パズル」、「黒衣の家」、「カニバリズム小論」、「切り裂き魔」、「緑の扉は危険」、「土曜日の本」、「過ぎにし薔薇は……」の7編。★★。
『生首に聞いてみろ』(2004)
高名な彫刻家の遺作は娘をモデルにした裸の石膏像だった。彫刻家の死と同時に娘が失踪。さらに石膏像の頭部が何者かに切断され、持ち去られる。★★★★★。
『怪盗グリフィン、絶体絶命』(2006)
ニューヨークの怪盗グリフィンが、メトロポリタン美術館にあるゴッホの絵をすり替えるよう依頼される。何でも美術館にあるのは精巧にできた贋作で、本物は依頼人が持っているという。これを機にグリフィンは国家的陰謀に巻き込まれる。★★★★。
『法月綸太郎ミステリー塾 国内編 名探偵は何故時代から逃れられないのか』(2007)
評論集。エラリー・クイーンを論じた「大量死と密室」、島田荘司を論じた「挑発する皮膚」を柱に、国内ミステリの文庫解説などを収録している。★★★。
『法月綸太郎ミステリー塾 海外編 複雑な殺人芸術』(2007)
評論集。エラリー・クイーンを論じた「初期クイーン論」、ロス・マクドナルドを論じた「複雑な殺人芸術」を柱に、海外ミステリの文庫解説などを収録している。★★★★。