リチャード・パワーズ 『舞踏会へ向かう三人の農夫』ほか

経歴

* アメリカ

1957〜。イリノイ州エヴァンストン生まれ。2006年、"The Echo Maker"で全米図書賞を受賞。

作品リスト

タイトルにリンクのついている作品は、クリックするとレビューのページに移動します。

『舞踏会へ向かう三人の農夫』(1985)
(1) デトロイトに移住した語り手が1枚の写真に惹きつけられる。写真は第1次大戦直前にドイツ人が撮ったもので、スーツを着た3人の農夫が写っていた。 (2) 1914年。写真の3人がそれぞれ戦争の渦に巻き込まれる。(3) 1984年10月、復員軍人の日。雑誌の編集者がパレードに出ていた赤毛の女に興味を抱き、独自に捜索する。★★★★。
『囚人のジレンマ』(1988)
変わり者の父を中心としたホブソン家の物語。戦争末期に徴兵された父は復員後発作を起こすようになり、迷路と化した心の奥にひきこもって周囲を困惑させている。原因は何なのか? 父の謎を焦点にしつつ、戦時中のウォルト・ディズニーの物語が挿入される。★★★★。