W・G・ゼーバルト 『アウステルリッツ』ほか

経歴

* ドイツ

1944〜2001。アルゴイ地方ヴェルタッハ生まれ。教師として働いた後、イギリスに移住する。2001年、ノリッジで交通事故死。

作品リスト

タイトルにリンクのついている作品は、クリックするとレビューのページに移動します。

『目眩まし』(1990)
カフカネタが散りばめられた短編集。「ベール あるいは愛の面妖なことども」、「異国へ」、「ドクター・Kのリーヴァ湯治旅」、「帰郷」の4編。★★★★。
『移民たち』(1992)
4人の移民に焦点を当てた短編集。「ドクター・ヘンリー・セルウィン」、「パウル・ベライター」、「アンブロース・アーデルヴァルト」、「マックス・アウラッハ」の4編。★★★★。
『土星の環』(1995)
イギリス南東部を徒歩で旅した語り手が様々な思索をめぐらす。人体を破壊する解剖や、資本主義路線による街の崩壊、船を焼き尽くす天下分け目の海戦など。★★★★。
『アウステルリッツ』(2001)
旅先で「私」と何度か遭遇し、その都度持ち前の博識を披露してきた建築史家のアウステルリッツ。そんな彼が、ナチス時代にまで遡る自身のルーツを辿る。全米批評家協会賞。★★★★。