国書刊行会 文学の冒険 / Pulp Literature

Last Updated: 2017.4.15 (Sat)

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アルベール・コーエン『選ばれた女』【Amazon
フラン・オブライエン『ハードライフ』(1961)
20世紀初頭のダブリン。幼くして孤児になった2人の兄弟が、義理の伯父のもとに引き取られる。月日は流れて2人は成長。16歳になった兄は、通信講座やノミ行為など詐欺まがいのビジネスに手を染める。★★★。
ヴィトルド・ゴンブローヴィッチ『トランス=アトランティック』(1953)
1939年8月。ポーランドからアルゼンチンに渡航したゴンブローヴィッチは、遠い祖国で戦争が始まったことを聞く。アルゼンチンに残ることにした彼は当座の金を得ようと職探しをするも、その前に奇人変人が立ちはだかる。さらには公使から文豪と祭り上げられるのだった。その後、金持ちでホモのゴンサーロと盟友になり……。★★★。
フリードリヒ・グラウザー『外人部隊』【Amazon
マリオ・バルガス=リョサ『フリアとシナリオライター』(1977)
作家志望の「僕」はろくに授業を受けず、ペルーのラジオ局でニュース記事を書いていた。そんななか、ボリビアから人気シナリオライターがやってくる。彼は人間離れした才能の持ち主だった。さらに、同じくボリビアからバツイチのフリア叔母さんが登場、「僕」は彼女に一目惚れする。★★★。
テリー・サザーン『レッド・ダート・マリファナ』【Amazon
『月光浴』【Amazon
ウラジーミル・ナボコフ『透明な対象』【Amazon
ジャネット・ウィンタースン『オレンジだけが果物じゃない』【Amazon
レイナルド・アレナス『夜明け前のセレスティーノ』(1965)
貧困に苦しむキューバの山村。父なし子の語り手は、地獄のような家に住んでいた。母は井戸に飛び込み、祖父は家族に鞭をふるう。親族のセレスティーノは木の幹に詩を書き付け、語り手は死んだいとこたちと会話を繰り広げる。★★★★。
ファジリ・イスカンデル『チェゲムのサンドロおじさん』【Amazon
アレホ・カルペンティエール『春の祭典』【Amazon
ウィリアム・T・ヴォルマン『ザ・ライフルズ』【Amazon
サーデグ・ヘダーヤト『生埋め ある狂人の手記より』【Amazon
アンジェラ・カーター『夜ごとのサーカス』(1984)
19世紀末のロンドン。「下町のヴィーナス」としてサーカスで人気のフェヴァーズは、背中に立派な羽を生やしていた。ファクトか? フィクションか? アメリカ人記者のウォルサーがインタビューを試みる。その後は一座ともども波瀾万丈の旅へ。★★★。
ジョン・バース『レターズ』【Amazon
ピエール・マッコルラン『恋する潜水艦』【Amazon
ロバート・アーウィン『アラビアン・ナイトメア』【Amazon
ラシッド・ブージェドラ『離縁』【Amazon
ウラジーミル・ソローキン『愛』【Amazon
ダヴィッド・シャハル『ブルーリア』(1970,71,82)
日本オリジナル編集の短編集。「ブルーリア」、「薬剤師と世界救済」、「人間の性格」、「真夜中の物語」、「夢について」、「国境の少年」、「二人のポーター」、「パレルモの人形」、「邪視(アイン・ハラア)」、「占い師」、「時計」、「小さな神の死」、「影と似姿」の13編。★★★★。
アンドレイ・コドレスク『血の伯爵夫人』【Amazon
パトリック・グランヴィル『火炎樹』(1976)
白人の青年が、アフリカの狂王トコール・ヤリ・ユルマタと行動を共にする。戦争に明け暮れるユルマタは、森に住むディオルル族の秘密に惹かれていた。★★★。
タハール・ベン・ジェルーン『不在者の祈り』【Amazon
イヴァン・クリーマ『僕の陽気な朝』【Amazon
ウラジーミル・ソローキン『ロマン』【Amazon
スタニスワフ・レム『虚数』【Amazon
ルイス・セプルベダ『パタゴニア・エキスプレス』【Amazon
アンドレイ・プラトーノフ『土台穴』【Amazon
イシュメール・リード『マンボ・ジャンボ』【Amazon
ジョン・クロウリー『リトル、ビッグ』【Amazon
レイナルド・アレナス『夜になるまえに』【Amazon
ジョン・ファウルズ『マゴット』【Amazon
ヴェネディクト・エロフェーエフ『酔どれ列車、モスクワ発ペトゥシキ行』【Amazon
『遠い女 ラテンアメリカ短篇集』【Amazon
エドゥアルド・メンドサ『奇蹟の都市』【Amazon
トンマーゾ・ランドルフィ『カフカの父親』
日本オリジナル編集の短編集。「マリーア・ジュゼッパ」、「手」、「無限大体系対話」、「狼男のおはなし」、「剣」、「泥棒」、「カフカの父親」、「『通俗歌唱法教本』より」、「ゴーゴリの妻」、「幽霊」、「マリーア・ジュゼッパのほんとうの話」、「ころころ」、「キス」、「日蝕」、「騒ぎ立てる言葉たち」の15編。★★★★。
イサベル・アジェンデ『エバ・ルーナのお話』【Amazon
イサク・ディーネセン『不滅の物語』【Amazon
ギュンター・グラス『女ねずみ』【Amazon
エンリケ・アンデルソン=インベル『魔法の書』【Amazon
ニール・ジョーダン『チュニジアの夜』【Amazon
ジョン・フラー『巡礼たちが消えていく』【Amazon
マイケル・オンダーチェ『ビリー・ザ・キッド全仕事』(1970)
ビリー・ザ・キッドの生涯を、詩と写真と散文を交えて物語る。★★★。
イサベル・アジェンデ『エバ・ルーナ』【Amazon
ゲルハルト・ケップフ『ふくろうの眼』【Amazon
トマス・ピンチョン『重力の虹』【Amazon
イヴァン・ヴィスコチル カリンティ・フリジェシュ『そうはいっても飛ぶのはやさしい』【Amazon
ティム・オブライエン『カチアートを追跡して』【Amazon
クルト・クーゼンベルク『壜の中の世界』【Amazon
ミシェル・トゥルニエ『メテオール(気象)』(1975)【Amazon
ブルターニュ地方で生まれ育ったジャンとポールは、自分たちでも見分けがつかないほど似通った双子の兄弟。あるとき、ジャンが自分たちの双子性に嫌気がさして旅に出てしまう。一方、彼らの叔父にして同性愛者のアレキサンドルは、<ごみのダンディー>としてごみ捨て場に君臨していた。★★★★。
スワヴォーミル・ムロージェック『象』【Amazon
ブラウリオ・アレナス『パースの城』【Amazon
イサベル・アジェンデ『精霊たちの家』【Amazon
スタニスワフ・レム『完全な真空』【Amazon
マヌエル・プイグ『天使の恥部』(1979)Amazon
(1) 1936年。映画女優の女は、夫によって電流を流した鉄柵のなかに閉じ込められていた。彼女は死者との密約により、30歳になったら他人の心が読めるようになるという。女はスパイの男に恋をして一緒に脱出する。(2) 1975年。メキシコ。癌で闘病中のアンは日記をつけたり、友達や愛人と会話をしたりしている。(3) ポスト原子力時代。セックス治療部に所属するW218はLKJSという男と恋に落ちるも、彼は某国のスパイだった。★★★★。
ホルヘ・ルイス・ボルヘス『永遠の薔薇・鉄の貨幣』【Amazon
イタロ・カルヴィーノ『不在の騎士』(1960)Amazon
中世ヨーロッパ。シャルルマーニュ大帝は異教徒のサラセン軍と戦争していた。皇帝の下に集った騎士アジルールフォは、白い鎧を身に着けていたが、中身は空洞の「不在の騎士」として参戦している。彼は意志の力で動いていた。アジルールフォは自分に騎士の資格があることを証明するため、従者のグルドゥルーを連れて15年前に助けた処女ソフローニアを探す旅に出る。★★★。
レイナルド・アレナス『めくるめく世界』【Amazon
ジョン・アーヴィング『ウォーターメソッドマン』【Amazon