Last Updated: 2008.5.6 (Tue)
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タイトルにリンクのついている作品は、クリックするとレビューのページに移動します。
- キラン・デサイ『喪失の響き』(2006)
- 1980年代のインド。事故で両親を亡くした少女サイは、元判事の祖父と、彼に仕える料理人の3人で暮らしていた。サイは家庭教師の青年ギヤンと恋に落ちるも、ネパール系住人の自治独立運動によって、破局の危機を迎える。一方、アメリカでは料理人の息子ビジュが、飲食店を渡り歩いて不法労働していた。★★★★★。
- アラスター・グレイ『哀れなるものたち』(1992)
- 小説家のアラスター・グレイが、医者(1857-1911)の若き日を綴った自伝を発見、それに序文と注釈、関係者による書簡を加えて翻刻する。自伝の舞台は19世紀後半のスコットランド。著者の親友が、驚異的な外科技術を用いて溺死した女性を生き返らせた。女性は著者と婚約するも、すぐさま別の男性と駆け落ちして壮大な冒険を繰り広げる。★★★。
- ジョン・バンヴィル『バーチウッド』(1973)
- 廃墟と化した屋敷バーチウッドで、ゴドキン一族の生き残りであるガブリエルが回想する。バーチウッドはゴドキン一族が乗っ取った荘園屋敷であり、家庭内では狂気が蔓延して諍いを起こしていた。当主の息子として育ったガブリエルは、失われた双子の妹を求めて旅立つ。★★★。
- ダイ・シージエ『フロイトの弟子と旅する長椅子』(2003)
- パリから帰国した中年男・莫(モー)は、中国で唯一になるフロイト派の精神分析医。彼の想い人は現在政治犯として監獄に収容されており、彼女を救い出すには判事に贈る処女が必要だった。かくして莫は処女探しの旅をする。★★★★。
- ヤスミナ・カドラ『テロル』(2005)
- イスラエルで成功を収めたアラブ系の医師。ある日彼の妻がハンバーガーショップで自爆テロを起こした。真相を探るべく、医師はベツレヘムへ向かう。★★★★★。
- ラッタウット・ラープチャルーンサップ『観光』(2005)
- タイを舞台にした短編集。「ガイジン」、「カフェ・ラブリーで」、「徴兵の日」、「観光」、「プリシラ」、「こんなところで死にたくない」、「闘鶏師」の7編。★★★★★。
- ヤスミナ・カドラ『カブールの燕たち』(2002)
- タリバーンが統治するアフガニスタンの首都カブール。病気の妻を抱える看守と、財産を失ったインテリ夫婦が、思わぬ場所で交錯する。★★。
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