白水社 エクス・リブリス / Pulp Literature

Last Updated: 2017.4.19 (Wed)

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パク・ミンギュ『ピンポン』【Amazon
ベン・ラーナー『10:04』【Amazon
甘耀明『鬼殺し』【Amazon
ジム・シェパード『わかっていただけますかねえ』【Amazon
畢飛宇『ブラインド・マッサージ』【Amazon
エドゥアルド・ハルフォン『ポーランドのボクサー』【Amazon
ドナル・ライアン『軋む心』【Amazon
マヌエル・ゴンザレス『ミニチュアの妻』【Amazon
キルメン・ウリベ『ムシェ 小さな英雄の物語』【Amazon
ラモーナ・オースベル『生まれるためのガイドブック』【Amazon
甘耀明『神秘列車』【Amazon
呉明益『歩道橋の魔術師』【Amazon
ハリ・クンズル『民のいない神』【Amazon
ダニヤール・ムイーヌッディーン『遠い部屋、遠い奇跡』【Amazon
ジャネット・フレイム『潟湖(ラグーン)』【Amazon
エステルハージ・ペーテル『女がいる』【Amazon
パトリク・オウジェドニーク『エウロペアナ: 二〇世紀史概説』【Amazon
ポール・ユーン『かつては岸』【Amazon
遅子建『アルグン川の右岸』【Amazon
アレクサンダル・ヘモン『愛と障害』【Amazon
ハリー・マシューズ『シガレット』【Amazon
ロン・カリー・ジュニア『神は死んだ』【Amazon
アルベルト・ルイ=サンチェス『空気の名前』【Amazon
ジョー・ブレイナード『ぼくは覚えている』【Amazon
キルメン・ウリベ『ビルバオ-ニューヨーク-ビルバオ』【Amazon
オラシオ・カステジャーノス・モヤ『無分別』【Amazon
コルム・トビーン『ブルックリン』【Amazon
ポール・ハーディング『ティンカーズ』【Amazon
蘇童『河・岸』【Amazon
エドワード・P・ジョーンズ『地図になかった世界』(2003)
19世紀のヴァージニア州マンチェスター郡。黒人農場主のヘンリー・タウンゼントが31歳で急死する。彼は両親ともども白人農場主の元奴隷で、父親が貯めた金で自由になっていた。ヘンリーは自由になった後、自分も黒人の奴隷を持ったので、奴隷制に否定的な父親と折り合いが悪くなっている。★★★★★。
カルロス・バルマセーダ『ブエノスアイレス食堂』【Amazon
ラウィ・ハージ『デニーロ・ゲーム』【Amazon
ミゲル・シフーコ『イルストラード』【Amazon
オラフ・オラフソン『ヴァレンタインズ』【Amazon
サーシャ・スタニシチ『兵士はどうやってグラモフォンを修理するか』【Amazon
ペール・ペッテルソン『馬を盗みに』【Amazon
オルガ・トカルチュク『昼の家、夜の家』(1998)【Amazon
ポーランドの田舎町ノヴァ・ルダ。そこに移り住んだ「わたし」が、隣人のかつら職人マルタと交流する。さらに地元の聖人にまつわる逸話や、住人の不思議体験など、多彩な物語が展開し、現地の複雑な歴史を掘り起こす。★★★★。
ポール・トーディ『ウィルバーフォース氏のヴィンテージ・ワイン』(2008)
会社を売って大金を手にしたウィルバーフォース氏は、知人から屋敷と膨大なワイン・コレクションを買い取った。以降、テイスティングと称してワイン三昧の日々を送り、周囲からはアル中を指摘されるようになる。しかし、現実とは別の光景を見ている彼は、自分の病気を認めようとしない。物語は病根を探るように時系列を遡っていく。★★★★。
ヴィルヘルム・ゲナツィーノ『そんな日の雨傘に』(2001)
街を徘徊して独自の思索をめぐらす中年男。人生の「存在許可」に思い悩む彼は、ろくに収入のないアウトサイダーとして生きていた。二進も三進もいかない状況のなか、街の友人たちと交流する。★★★★。
ロベルト・ボラーニョ『野生の探偵たち』(1998)
1975年のメキシコ市。17歳の少年が若者による前衛詩グループ「はらわたリアリズム」に参加する。主催者はアルトゥール・ベラーノとウリセス・リマの2人で、それぞれ謎めいた人物だった。彼らは半世紀前に活動していたある女性詩人を求めて、北のソノラ砂漠へ向かう。★★★。
デニス・ジョンソン『煙の樹』(2007)
ベトナム戦争。CIAの「スキップ」ことウィリアム・サンズには、フランシス・サンズ大佐という伝説的な叔父がいた。スキップは彼のもとで、謎の情報作戦「煙の樹」に従事する。全米図書賞。★★★。
クレア・キーガン『青い野を歩く』(2007,8)
短編集。「別れの贈りもの」、「青い野を歩く」、「長く苦しい死」、「褐色の馬」、「森番の娘」、「波打ち際で」、「降伏」、「クイックン・ツリーの夜」の8編。★★★★★。
アティーク・ラヒーミー『悲しみを聴く石』(2008)
戦場と化した市街地にある小さな部屋。そこに横たわる植物状態の男を、妻がコーラン片手に看病する。彼女は物言わぬ夫に秘密を告白するのだった。ゴンクール賞。★★★★。
ロイド・ジョーンズ『ミスター・ピップ』(2006)
パプア・ニューギニアのブーゲンヴィル島は、革命軍と政府軍が抗争する内戦状態にあった。そんななか、島で唯一の白人であるミスター・ワッツが、マティルダをはじめとする子供たちに『大いなる遺産』を読み聴かせる。★★★。
ロベルト・ボラーニョ『通話』(1997)
短編集。「センシニ」、「アンリ・シモン・ルプランス」、「エンリケ・マルティン」、「文学の冒険」、「通話」、「芋虫」、「雪」、「ロシア話をもう一つ」、「ウィリアム・バーンズ」、「刑事たち」、「独房の同志」、「クララ」、「ジョアンナ・シルヴェストリ」、「アン・ムーアの人生」の14編。★★★。
ポール・トーディ『イエメンで鮭釣りを』(2007)
イギリスの水産学者アルフレッド・ジョーンズ博士が、イエメンに鮭を導入するという奇妙なプロジェクトに巻き込まれる。依頼人はイエメンの大富豪だった。政治的な色彩を帯びたその計画は、様々なドラマを内包しながら着実に進んでいく。★★★★。
デニス・ジョンソン『ジーザス・サン』(1992)
短編集。「ヒッチハイク中の事故」、「二人の男」、「保釈中」、「ダンダン」、「仕事」、「緊張」、「ダーティ・ウェディング」、「もう一人の男」、「ハッピーアワー」、「シアトル総合病院の安定した手」、「ベヴァリー・ホーム」の11編。★★★。