全米批評家協会賞(フィクション) / Pulp Literature

Last Updated: 2017.3.21 (Tue)

全米批評家協会賞とは?

アメリカの文学賞。1976年に全米批評家協会が設立。フィクションをはじめとする5部門を表彰する。

受賞作リスト

タイトルにリンクのついている作品は、クリックするとレビューのページに移動します。

2015年

Paul Beatty "The Sellout"

2014年

マリリン・ロビンソン "Lila"

2013年

チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『アメリカーナ』【Amazon

2012年

ベン・ファウンテン『ビリー・リンの永遠の一日』(新潮社)
イラク戦争。19歳のビリー含む8人のブラボー分隊の兵士たちは、英雄としてテキサスのスタジアムに駆り出されていた。彼らはフットボールの試合で、芸能人たちと戦意高揚の見世物になっている。兵士たちはこれが終わったら中東に帰任することになっていた。★★★★。

2011年

エディス・パールマン "Binocular Vision: New and Selected Stories"
未訳

2010年

ジェニファー・イーガン『ならずものがやってくる』(早川書房)
盗癖を治すべく精神科医にかかっているサーシャは、かつて有名音楽プロデューサーであるベニーのもとで働いていた。ベニーは元パンクロッカーで、サーシャも彼に負けない数奇な人生を歩んでいる。物語は2人を軸に様々な人物に焦点を当てていく。★★★★。

2009年

ヒラリー・マンテル『ウルフ・ホール』(早川書房)
16世紀。イングランド王ヘンリー8世は王妃と離婚したがっていた。下層階級出身のトマス・クロムウェルは、出世してウルジー枢機卿に仕えるも、枢機卿は王の離婚問題で下手を打って失脚してしまう。その後、クロムウェルは王の側近になるのだった。★★★。

2008年

ロベルト・ボラーニョ『2666』【Amazon

2007年

ジュノ・ディアス『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』(新潮社)
アメリカ在住のドミニカ人オスカー・ワオは、SF・アニメ・TRPGなどに耽溺するナードだった。肥満体の彼は女にモテず、童貞のまま青春を過ごすことになる。童貞をこじらせ狂気を募らせていくオスカー。彼の一族にはトルヒーリョにまつわる凄惨な歴史があり、オスカー自身も過酷な運命に向かっていく。★★★★★。

2006年

キラン・デサイ『喪失の響き』(早川書房)
1980年代のインド。事故で両親を亡くした少女サイは、元判事の祖父と、彼に仕える料理人の3人で暮らしていた。サイは家庭教師の青年ギヤンと恋に落ちるも、ネパール系住人の自治独立運動によって、破局の危機を迎える。一方、アメリカでは料理人の息子ビジュが、飲食店を渡り歩いて不法労働していた。★★★★★。

2005年

E. L. Doctorow "The March"【Amazon
未訳

2004年

Marilynne Robinson "Gilead"【Amazon
未訳

2003年

エドワード・P・ジョーンズ『地図になかった世界』(白水社)
19世紀のヴァージニア州マンチェスター郡。黒人農場主のヘンリー・タウンゼントが31歳で急死する。彼は両親ともども白人農場主の元奴隷で、父親が貯めた金で自由になっていた。ヘンリーは自由になった後、自分も黒人の奴隷を持ったので、奴隷制に否定的な父親と折り合いが悪くなっている。★★★★★。

2002年

イアン・マキューアン『贖罪』(新潮社)
物書き志望の少女が、誤解と偏見で他人を陥れる。★★★★。

2001年

W・G・ゼーバルト『アウステルリッツ』(白水社)
旅先で「私」と何度か遭遇し、その都度持ち前の博識を披露してきた建築史家のアウステルリッツ。そんな彼が、ナチス時代にまで遡る自身のルーツを辿る。★★★★。

2000年

ジム・クレイス『死んでいる』(白水社)
3つの時間軸が交錯する。(1) 浜辺で青姦していた学者夫婦が、通りすがりの強盗に殺害される。その後、死体はどんどん腐っていく。(2) 当日の夫婦の行動を、死の瞬間から遡っていく。(3) 30年前。院生だった2人の出会いを描く。★★★。

1999年

ジョナサン・レセム『マザーレス・ブルックリン』【Amazon
★★★。

1998年

Alice Munro "The Love of a Good Woman"
未訳

1997年

Penelope Fitzgerald "The Blue Flower"
未訳

1996年

Gina Berriault "Women in Their Beds"
未訳

1995年

Stanley Elkin "Mrs. Ted Bliss"
未訳

1994年

キャロル・シールズ『ストーン・ダイアリー』(小学館)
カナダの石工の家に生まれたデイジー・グッドウィルの生涯(1905-199?)。無口な父、世間知らずな母、育ての親にして将来の夫フレット教授。生誕のルーツから語り起こしつつ、彼女と関わった人々にスポットを当てていく。★★。

1993年

アーネスト・J・ゲインズ『ジェファーソンの死』【Amazon

1992年

コーマック・マッカーシー『すべての美しい馬』(ハヤカワepi文庫)
1949年のテキサス州。牧場が人手に渡るのを不満に思った16歳の少年ジョン・グレディが、親友と馬でメキシコに不法入国する。途中、13歳の少年と出会い、一緒に旅をするも、揉め事に巻き込まれて離別する。★★★★★。

1991年

ジェーン・スマイリー『大農場』(中央公論社)【Amazon

1990年

ジョン・アップダイク『さようならウサギ』【Amazon

1989年

E・L・ドクトロウ『ビリー・バスゲイト』【Amazon

1988年

バーラティ・ムーカジ『ミドルマン』【Amazon

1987年

フィリップ・ロス『背信の日々』【Amazon

1986年

Reynolds Price "Kate Vaiden"
未訳

1985年

アン・タイラー『アクシデンタル・ツーリスト』【Amazon

1984年

ルイーズ・アードリック『ラブ・メディシン』【Amazon

1983年

ウィリアム・ケネディ『黄昏に燃えて』【Amazon

1982年

Stanley Elkin "George Mills"

1981年

ジョン・アップダイク『金持になったウサギ』【Amazon

1980年

トーマス・フラナガン "The Year of the French"
未訳

1979年

ジョン・チーヴァー『橋の上の天使』【Amazon

1978年

トニ・モリスン『ソロモンの歌』【Amazon

1977年

ジョン・ガードナー "October Light"
未訳

1976年

E・L・ドクトロウ『ラグタイム』【Amazon