ノーベル文学賞 受賞者リスト 1941〜1950年 / Pulp Literature

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Winner's List

1950年 バートランド・ラッセル(イギリス)

1872〜1970。ウェールズ地方トレレック生まれ。哲学者。ケンブリッジ大学で数学を学ぶ。1901年、「ラッセルのパラドックス」を発見。第一次世界大戦中は反戦運動のかどで大学を追放、18年に投獄される。第二次世界大戦後は、アインシュタインと共に原水爆に反対した。

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1949年 ウィリアム・フォークナー(アメリカ)

1897〜1962。ミシシッピ州ニュー・オールバニー生まれ。曾祖父は政治家のW・C・フォークナー。1902年、オックスフォード(ミシシッピ州北部)に移住する。25年、シャーウッド・アンダーソンと出会い、彼の影響によって自分が育った土地を創作の題材にする。

『響きと怒り』(1929)
アメリカ南部の架空の町を舞台にした、ヨクナパトーファ・サーガに連なる長編。かつての名門コンプソン家の崩壊を、様々な視点で語っていく。★★★★。
『サンクチュアリ』(1931)
アメリカ南部の架空の町を舞台にした、ヨクナパトーファ・サーガに連なる長編。ポパイと呼ばれるギャングが密造酒売りの隠れ家で男を射殺、さらに現場にいた女子大生を連れて逃走した。彼と面識のある弁護士が、犯人の代わりに捕まった頭目の無実を証明するため、女子大生とポパイの行方を追う。★★★。
『八月の光』(1932)
アメリカ南部の架空の町を舞台にした、ヨクナパトーファ・サーガに連なる長編。酒の密売をしていたジョー・クリスマスが、黒人を援助しているオールドミスを殺害する。クリスマスは白人と黒人の混血で、血にまつわる陰惨な過去があった……。★★★。
『アブサロム、アブサロム!』(1936)
アメリカ南部の架空の町を舞台にした、ヨクナパトーファ・サーガに連なる長編。南北戦争前に流れてきたトマス・サトペンが、インディアンから土地を収奪して農園を経営するようになる。その後、結婚して子供が生まれるも、彼が一代で築いた小世界は崩壊していく。★★★★★。
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1948年 T・S・エリオット(イギリス)

1888〜1965。アメリカのミズーリ州セントルイス生まれ。1928年にイギリス国籍を取得。現代詩劇の先駆者。批評家としても活躍した。

『キャッツ』(1940)
ミュージカル『キャッツ』の原作。おばさん猫のガンビー・キャットや猫の魔術師ミストフェリース、ダンディ猫バストファー・ジョーンズなど、個性豊かな猫たちを紹介していく。全15編のナンセンス詩集。★★★。
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1947年 アンドレ・ジッド(フランス)

1869〜1951。パリ生まれ。父はパリ大学教授。11歳のとき父を亡くす。1891年に「アドレ・ワルテルの手記」を発表し、その後はマラルメに師事する。1932年、共産主義に転向。36年、ソ連を批判し、共産主義から離れる。ピューリタン的価値観を批判する作風で、ニーチェ、ドストエフスキー、ゲーテの影響が見られる。ヌーヴォー・ロマンの先駆的存在。

『背徳の人』(1902)
考古学者のミシェルが新婚旅行の途中で結核に冒される。しかし、彼は妻の献身的な看病によって復活。強烈な<生>の感覚を身につける。その後、領地経営に乗り出すミシェルだったが、今度は身重の妻が病に伏せるようになる。★★。
『狭き門』(1909)
ジェロームは学生のときから従姉のアリサに想いを寄せていた。ところが、彼女は頑なに拒否し続けている。その根底には、徹底したプロテスタントの価値観があった。★★★。
『田園交響楽』(1919)
牧師が盲目の少女を引き取って過ちを犯す。★★。
  • 『アンドレ・ワルテルの手記』(1891)
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  • 『法王庁の抜け穴』(1914)【Amazon
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1946年 ヘルマン・ヘッセ(スイス)

1877〜1962。ドイツのビュルデブルク州カルブ生まれ。父はプロテスタントの聖職者。14歳のとき、名門の神学校に入学するも半年で中退、自殺未遂を起こす。見習い工、本屋の店員を経て詩人デビュー。第一次世界大戦時は平和主義を唱え、これを機にロマン・ロランと親交を結ぶ。1919年、スイスに移住、23年、スイス国籍を取得。

『郷愁』(1904)
高地で生まれ育った主人公が、勉学のために都会に出る。作家としてデビューした後、あちこちを放浪する。当初は孤独感に苛まれるも、人々と触れ合うことで愛に目覚めていく。★★★。
『車輪の下』(1906)
地方の秀才児が試験に合格して超難関の神学校に入学する。しかし、そこの抑圧的な生活に馴染めず、生来の虚弱体質と相俟ってドロップアウトすることに。その後、田舎に帰って鍛冶屋の見習いになるが……。★★★★。
『春の嵐』(1910)
音楽学校に通っていた青年は、橇の事故で片足が不具になってしまう。そんな彼は学校を卒業後、作曲家の道へ。当時上り調子だった男性歌手・ムオトと友情関係になり、さらにソプラノ歌手・ゲートルードと出会って恋をする。★★★。
『湖畔のアトリエ』(1914)
妻子との仲が上手くいっていない画家は、母屋から離れたアトリエで暮らしていた。家庭崩壊の危機に立たされるなか、状況を加速させるとある出来事が発生する。★★★。
『クヌルプ』(1915)
流浪の職人として友人のもとを渡り歩く、自由人クヌルプの物語。★★★★。
『青春は美わし』(1916)
数年ぶりに帰郷した「私」ことヘルマン青年が失恋する。★★★。
『デミアン』(1919)
ラテン語学校に通う10歳の少年、エーミール・シンクレールは、自身の放言が原因で、年上の少年からゆすりを受けることになる。罪悪感と絶望に胸引き裂かれるなか、謎の転校生デミアンが現れ……。★★★。
『荒野のおおかみ』(1927)
市民的な社会に憤りをおぼえる、「荒野のおおかみ」ことハリー・ハラーの手記。アウトローの彼が謎の少女と出会い、インモラルな生活を送ることになる。そして……。★★★★★。
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1945年 ガブリエラ・ミストラル(チリ)

1889〜1957。ビクーニャ生まれ。ガブリエル・ダンヌツィオとフレデリック・ミストラルから拝借した筆名。1909年、恋人の自殺をきっかけに詩作を始める。

1944年 J・V・イェンセン(デンマーク)

1873〜1950。北ユトランドのヒンメルラン生まれ。コペンハーゲン大学で薬学を学ぶ。都市文明、進化論などを題材とする作風。

1943年 ――

1942年 ――

1941年 ――