ノーベル文学賞 受賞者リスト 1951〜1960年 / Pulp Literature

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Winner's List

1960年 サン=ジョン・ペルス(フランス)

1887〜1975。西インド諸島のサン・レジェ・レ・フーユ生まれ。詩人。1899年、南フランスのポーに移住。ボルドー大学で法学を学ぶ。1914年、外務省に入省。40年、ミュンヘン協定に異議を唱えて失職、アメリカに亡命する。

1959年 サルヴァトーレ・クァジモド(イタリア)

1901〜1968。シチリア島モディカ生まれ。父は鉄道員。第二次世界大戦中は、ファシズム下の証言者として、積極的に詩を創作した。

1958年 ボリス・L・パステルナーク(ソ連)[辞退→死後に受賞]

1890〜1960。モスクワ生まれ。詩人・作家。父は画家、母はピアニスト。ユダヤ系の家庭。13歳のとき、作曲家のスクリャービンに師事。モスクワ大学へ進み、哲学を学ぶ。難解な詩の作風から、体制側に目をつけられる。1940年からは翻訳専門。57年、『ドクトル・ジバコ』を国外で出版し、58年、ノーベル文学賞を受賞する。しかし、当局の圧力により辞退。

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1957年 アルベール・カミュ(フランス)

1913〜60。旧フランス領アルジェリア生まれ。生まれてすぐに父を亡くし、貧民街で育つ。1936年、アルジェ大学を卒業。38年に記者となり、フランスの植民地政策を批判する。42年、反ナチス抵抗運動のためパリに潜入。52年、サルトルと論争。56年、ハンガリー事件でソ連を批判した。

『異邦人』(1942)
ママンを亡くしたばかりの青年ムルソーが、仲間たちと海辺に遊びに行く。そこで喧嘩に巻き込まれてアラビア人を射殺する。裁判の席でアラビア人殺しの動機を、「太陽のせいだ」と言って失笑を買う。★★★★。
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1956年 ホセ・ラモン・ヒメネス(スペイン)

1881〜1958。ウェルバ県モゲール生まれ。詩人。ニカラグアの詩人ダリオの影響を受ける。「純粋詩」の代表的作家。

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1955年 H・K・ラクスネス(アイスランド)

1902〜1998。レイキャビク生まれ。3歳のときラクスネスに移住。のち、地名を筆名に用いる。高校中退後、17歳で作家デビュー。1923年、ルクセンブルクでカトリックに改宗する。

1954年 アーネスト・ヘミングウェイ(アメリカ)

1899〜1961。イリノイ州オーク・パーク生まれ。1918年に赤十字要員としてヨーロッパ戦線に出る。最後は猟銃で自殺した。

『ヘミングウェイ短編集(二)』
短編集。「五万ドル」、「十人のインディアン」、「贈りもののカナリア」、「アルプスの牧歌」、「追想レース」、「身を横たえて」、「清潔な明るい店」、「世の光」、「海の変化」、「スイス礼賛」、「死者の博物誌」、「ワイオミングの葡萄酒」、「父と子」、「フランシス・マコーマーの短い幸福な生涯」の14編。★★★。
『老人と海』(1952)
キューバ。不漁続きの老漁師が小舟で沖に出る。巨大なマカジキと4日間戦って勝利するも、帰る途中、鮫の妨害に遭う。★★★★★。
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1953年 ウィンストン・チャーチル(イギリス)

1874〜1965。保守党政治家の家に生まれる。陸軍士官学校を卒業後、インド辺境に出征、従軍記を発表する。1899年、陸軍を退職し、モーニング・ポスト紙の特派員としてブーア戦争を取材する。取材時には現地で捕虜になるも脱走、体験記を発表して有名になる。1904年、政界入り。11年から15年まで海相。その後は39年に再び海相に就任。40年、チェンバレンの後を受けて首相になる。首相としては戦時内閣を組織し、ドイツとの戦争にあたった。戦後、選挙で敗北し、ポツダム会談の途中で退陣する。

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1952年 フランソワ・モーリヤック(フランス)

1885〜1970。ボルドー生まれ。ボルドー大学卒。パリの古文書学校へ進み、コクトーと知り合う。第二次世界大戦中はレジスタンス運動に参加。戦後、実存主義に反対の立場をとった。

『テレーズ・デスケルウ』(1927)
夫を毒殺しようとして医者から告訴されたテレーズ。しかし、世間体を気にした夫が裁判で偽証し、彼女は免訴されることになった。その後、夫は夫婦円満のふりをしながら、テレーズを田舎の家に閉じこめる。★★★。
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1951年 ファビアン・ラーゲルクヴィスト(スウェーデン)

1891〜1974。ウェクシュー生まれ。ウプサラ大学卒。1933年、『刑』でナチズムを風刺する。40年、スウェーデン・アカデミー会員。50年、『バラバ』を発表。